くうたさん研究資料(リーチ判断編)です
くうたさんのリーチ判断についてです。
くうたさんのリーチ判断の特徴を簡単にまとめてみます。
くうたさんの基本的なリーチ判断の考え方は、だいぶ前に天鳳三麻技術論に取り入れて「リーチを打つ条件」に書きました。
実は天鳳三麻技術論はリーチ判断以外にも色々とくうたさんの基本戦術を取り入れています。
知らない人は参考程度に読んでみて下さい(´・ω・`)
>>天鳳三麻技術論
★先制時は待ちにこだわらず積極的にリーチ・・・だが・・・
やっぱり天鳳では先制リーチが強いので、「先制時は積極的にリーチ」なんですが、三麻での低打点愚形リーチは怪我することも多いので、リーチ判断以前の手作りの部分で低打点愚形リーチを拒否するような選択を多くしています。
低打点や愚形でのリーチ判断で迷う場合は、くうたさんの手作りの部分を参考にすると良いかもしれません。
★点数状況に関わらず打点上昇の為にはリーチする
タンピンドラ1などでリーチを打てば満貫というケースでは、点数状況に関わらずリーチに行きます。
良形で打点上昇があるならとにかくリーチです。
ト、トップ目だし・・・
相手の打点が高そうだし・・・
現物待ちだし・・・
関係ないね、そんなの(´・ω・`)
もちろんオーラス和了トップなどは例外ですが(´・ω・`)
★リーチのタイミングを重視する
低打点愚形の場合は、一旦ダマに受けてタイミングを見計らってリーチに行くケースも多いです。
相手にプレッシャーを掛けるタイミングでのリーチ判断や、手牌変化を待つ余裕がないとみてのリーチ判断等があります。
くうたさんの低打点愚形時のリーチ判断は結構攻撃的だと思います。
(個人的には真似できなかった部分で、天鳳三麻技術論でもプレッシャーを掛ける目的でのリーチは推奨してません。)
それでは以下、ピックアップシーンのまとめです。
★1
カン8pダマではなく9p切りリーチ。
満貫あるなら字牌待ちに受けてリーチする。
★2 間違えて違う人の牌譜見てたので削除しました(´・ω・`)
★3 間違えて違う人の牌譜見てたので削除しました(´・ω・`)
★4
ラス目なら安そうなピンズで即リー。
場にソウズが高いので変化を待っても微妙との判断。
★5
8s切りダマ。
巡目が14巡目=残り3巡なので危険牌を押してリーチはしない
。サンマは流局まで17巡。3段目に入るとツモは5回しかない。
★6
2p切りリーチ。
2人に北を2枚ずつ抜かれてるがラス目なので先制ならリーチ。
北を抜かれていて打点が低く愚形でもラス目なら先制リーチが重要。
★7
満貫あるがダマではなくリーチ。
2人が40000点超えのダンラス。ダマで満貫直撃でもオーラスの条件は厳しい。
西入の可能性を考えるとツモで2人から点数を削るべき。南2局のオーラス西入条件を作る為のリーチ判断は重要。
★8
ダマにせずリーチ。
親が北2枚抜きで仕掛けてるがリーチ。速い巡目の役牌シャボはリーチを打つことが多い。
★9
手替わりを待たずシャボで即リー。
親でドラ3なら待たない。二度受けの36pもあまり強いとは言えない。
★10
1p切りリーチ。
リーチなら良形で勝負したいオーラスだが、待たずに先制リーチを打つ。枚数でカン2pに取る。
★11
4p切りリーチ。
くうたさんのリーチ基準
・親でドラ1愚形の序盤はリーチ。ただし両面変化で平和が付く「待ち、打点ともに上昇」のケースは待つこともある。
・良形変化が何種というよりは、良形になりやすい形(3456のような連続形や2334の形)かどうかで待つかどうか決めている。この手だと8s切りでテンパイ取らずにしても、2pや6p引きでグダグダになる。
鳳凰卓なら親では愚形リーチを積極的に打つべき。
★12
ダマではなく2s切りリーチ。
6sが3枚見えて5sが良い待ちに見える。普通は6s切りカン3sだが、状況によって相手の使いづらい待ちに受ける。
(打点重視で赤5s狙いの意図もありそう。)
ダマにしてたらトップ目の親がピンズを自由に打って、ゆったりと染めを完成させられるという考えもありそう。
★13
リーチかダマか?
親の役有り2ハン愚形はリーチ。
ペンチャンは特に変化しないうえにダマでも出づらいのでリーチ。
★14
捨て牌の濃い北3枚抜きのラス目がいる状況。
リーチかダマかテンパイとらずか?
トップ目とはいえ東2局なので、ドラ1あればリーチに行く。
満貫を放銃してもほぼトップのまま親番になる。東場のトップ目ではこういう攻撃的な面が見える。
★15
8s切りダマか3s切りリーチか、4s切りリーチか?
4s切りダマで手出し出来る牌が来たら手出しツモ切りリーチに行く。捨て牌が強いのでモロ引っ掛けより1巡回しての引っ掛けリーチが強い。
今回は以上です。
フーロ手・フーロ判断編へ続きます(´・ω・`)
くうたさん研究資料回は、2週間に1回くらいのペースで1部ずつ掲載する予定です。